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バッハ クリスマス・オラトリオより No5 コラール「いかにしてわれは汝を迎えまつり」 [バッハ 1685-1750]

クリスマスオラトリオ全6部のうちの最初の第1部5番目の曲です。
この第1部は12月25日用です。(第2部は12/26用、第3部12/27用となっています)

この旋律は、マタイ受難曲「血潮したたる主のみかしら」でよく知られています。

クリスマスオラトリオ最後の曲No64 コラール「神のみもとに人類の場所を得た」にも同じ旋律が使われています。

原曲は、ルネサンス時代ドイツのハンス・レオ・ハスラー Hans Leo Hassler(1562-1612)作曲の「わたしの心は千々に乱れ」です。

  [歌詞大意]
    どのようにしてあなたをお迎えすればいいのでしょう
    どのようにしてあなたにお会いすればいいのでしょう

    ああ 全世界の望み
    ああ 私の心の主

    おおイエスよ
    私のともしびとなり
    何があなたを喜ばせるのか教えて下さい


一人でソプラノ、アルト、テノール、バスを3回ずつ歌い、多重録音しています。
オーケストラは、MIDI打ち込みです。音源は「HALion Symphonic Orchestra」 と「Rumpelrausch Taips AZR3」(Organ音源/Free)を使用しています。
フルート、オーボエ1,2、バイオリン1,2、ビオラ、チェロ、コントラバス、ファゴット、オルガン、合唱12トラック
計22トラックで録音しています。


2012/12/22録音
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コメント 11

Promusica

いととはりさん nice! ありがとうございます。
by Promusica (2012-12-24 13:09) 

Cecilia

たまたま少し前にいつも勉強させていただいているブログでこのコラールのことが書かれていました。
http://blog.goo.ne.jp/nybach-yoko/e/e510265e4e8fb739bb7541d29f68f90a
同じコラールでも和声付けで随分印象が変わってきますよね。

Promusicaさんの真似をして多重録音をしたとしても男声の深い低音は出せません。高音(カウンターテナー)も低音(バス)も出せるなんてうらやましいです。
by Cecilia (2012-12-26 08:36) 

Promusica

Ceciliaさん ありがとうございます。

和声も理解していない私がバッハを歌って感じるのは、他の作曲家と明らかに違う音の動きです。一見変な音の進行が合わせるとそれが生き生きと聞こえるから不思議です。
和声を理解するにはバッハのコラールをというのもうなずけます。
by Promusica (2012-12-28 01:23) 

Promusica

もとこさん。

nice! ありがとうございます。
by Promusica (2013-01-02 02:21) 

寅二

本当に、バッハの曲って不思議ですね。クリスマスオラトリオのこの曲は、マタイ受難曲の中の曲と同じメロディーなのに、和声づけが違うと、楽しげに聴こえます。
比較分析をしてみたいところですが…私の技量では、バッハは無理でしょう。
by 寅二 (2013-01-08 23:09) 

伊閣蝶

ご訪問、nice!そしてコメントをありがとうございました。
この旋律、私は以前、マタイ受難曲の全曲演奏に合唱団として数回参加した経験がありますので、大変なじみ深く思っています。
クリスマスオラトリオも大好きな曲ですので、こちらの多重録音の作品を何度も聴き入ってしまいました。
素晴らしいバランスと美しい声に感嘆しております。
by 伊閣蝶 (2013-01-08 23:37) 

Promusica

寅二さん ありがとうございます。
この旋律は、バッハがマタイやクリスマスオラトリオ等でいろいろな編曲をしていますが、よほど気に入ったのでしょうね。
クリスマスの最後の曲などは、同じ旋律とは思えないほどですね。
by Promusica (2013-01-09 06:34) 

Promusica

伊閣蝶さん ありがとうございます。

マタイもクリスマスオラトリオも地方だと聞く機会すらないのですが、ここで歌わせていただき満足している私です(^_^)v

それからスピーカーが同じNS690Ⅲということで、うれしくなりコメントさせていただきました。当時クラシック音楽に合うということで人気がありましたね。
by Promusica (2013-01-09 06:39) 

シズコ

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。 久しぶりに寄らせて頂きました。歌詞の良さに引き込まれて聴かせて頂きました。 私、改めてPromusicaさんのお声の素晴らしさに感動いたしました。これ、お一人で歌ってらっしゃるのですものね。私今日、本当に合唱団が歌っているような錯覚を起こしたんです。本当にこの演奏素晴らしいです。ふと「あ、Promusicaさんお一人なんだっけ・・・」と、改めてPromusicaさんの実力に圧倒されました。本当に素晴らしい賜物をお持ちですね。私はこの歌詞の最初と最後が特に心に残りました。今不信仰な生活を送っているせいでしょうか?                    どのようにしてあなたをお迎えすればいいのでしょう
    どのようにしてあなたにお会いすればいいのでしょう                                                                                             ゴメンナサイ・・・まだエンターキー壊れたままです。この歌詞と最後の       おおイエスよ
        私のともしびとなり
        何があなたを喜ばせるのか教えて下さい                                                             この歌詞にひどく心打たれました。私にドイツ語がわかれば良いのに・・・・・と、今日くらい思ったことはありません。ドイツ語は大学でも第二外国語で取りましたが、難しくてわからなかったです。(苦笑)ウムラウトとか、アイン、ツヴァイ、ドライ、フィーア、ヒュンフ・・・・と暗記したのが懐かしいです。   今年は友人の癌が進行していたり、私自身もずっと年末から落ち込んでいますが、どうぞまた素晴らしいお声を聴かせてください。よろしくお願い申します。Promusicaさんの新年に主の祝福がありますように♪
by シズコ (2013-01-11 00:00) 

Promusica

シズコ さん
今年もよろしくお願いします。
私もドイツ語は習いましたが、英語も含め苦手でした。その時は、バッハも聴いていなかったし、合唱もしていなかったので、ドイツ語の歌を歌うことになるとは夢にも思っていませんでした。

それにしてもバッハのコラールは、本当にすばらしいです。4パートそれぞれ別々の個性みたいなものがあって、それが合わさると不思議と調和するんですね。私は特にテノールの動きが好きです。あまり歌えていませんが。
by Promusica (2013-01-11 04:09) 

Promusica

yamさん nice! ありがとうございます。
by Promusica (2013-01-21 00:11) 

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