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バッハ カンタータ 80番 「われらが神は堅き砦」 より (フリーデマン・バッハ版) [バッハ 1685-1750]

バッハ カンタータ 80番 「われらが神は堅き砦」 より
      (ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ版)
 第1曲 合唱
 第5曲 コラール
 第8曲 最終コラール

バッハの長男フリーデマン(Wilhelm Friedemann Bach, 1710-1784)が、父の作った「カンタータ80番」の「冒頭合唱」と「第5曲コラール」にトランペット3本とティンパニのパートを追加したものです。
このフリーデマン、才能に恵まれていたらしいのですが、世渡りが下手だったのか、あまり華やかな人生ではなかったそうです。

でもこの作品は、原曲の持っている華やかさをさらに引き立てています。
各パートの絡み合いが見えにくくなったところもありますが、リヒターの演奏に慣れ親しんでいる私にとっては、このフリーデマンによる明るい感じが正直好きです。


マルティン・ルター(1483-1546)作詞作曲の讃美歌の旋律をもとに作られています。
   (ルターの讃美歌はこちら)


【歌詞】

  第1曲 合唱
   神はわが砦 わが強き盾、
   すべての悩みを 解き放ちたもう。
   悪しきものおごりたち、
   邪な企てもて 戦を挑む。    (ルターの讃美歌 1節)

  第5曲 コラール
   悪魔世に満ちて 攻め囲むとも
   われらは恐れじ 守りは固し。
   世の力さわぎ立ち 迫るとも
   主の言葉は 悪に打ち勝つ。    (ルターの讃美歌 3節)

  第8曲 最終コラール
   力と恵みを われに賜る
   主の言葉こそは 進みに進まん。
   わが命 わがすべて 取らば取れ。
   神の国は なおわれにあり。    (ルターの讃美歌 4節)

            〈日本基督教団出版局発行「讃美歌21」377番より〉

【参考】
ちなみにトランペット、ティンパニの入っていない父ヨハン・ゼバスティアン・バッハのオリジナルはこちらです。



※一人でソプラノ、アルト、テノール、バスを3回ずつ歌い、多重録音しています。

オーケストラは、MIDI打ち込みです。音源は「HALion Symphonic Orchestra」 と「Rumpelrausch Taips AZR3」(Organ音源/Free)を使用しています。
トランペット3、ティンパニ、オーボエ2、バイオリン2、ビオラ、チェロ、コントラバス、オルガンと合唱12パート 計24トラックで録音しています。
(5曲目のみイングリッシュホルンが加わります)

2014/5/25-7/26 録音~2015/2/3パート追加


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